グリフィスのきず

ガラスのかたまりがひとつづきでさかい目がないということは、透明(とうめい)であるということのほかに、割れるということの原因にもなっています。ガラスにはさえぎるものがないために、小さなきずも大きく広がってしまうのです。
 



この割れ目の原因となるのが「グリフィスのきず」です。あるとき、グリフィスという人がガラスが割れるしくみについて考えました。「つるつるに見えるガラスの表面には、じつはものすごく小さなたくさんのきずがついていて、そのきずに力が加わると、いっきに割れ目が走りガラスが割れるのだ。そう考えないとガラスが割れるワケを説明できない。」まだ電子けんび鏡もない80年以上も昔に、グリフィスはミクロの世界を正確に言いあてていました。